11/1にbinarycityのマークと共に謎のバーコードが入った画像をツイートしたProjectCOLD公式アカウント。
バーコードは融解班によって「NEXT CASE 635」という文字が読み取れることが判明し、ProjectCOLDシリーズの次の物語が始まるのではとファンの間では期待が高まりました。
そして先日(12/23)、久しぶりのtweetにて「リニューアル作業」の予告が行われ、翌12/24am11:30に公式サイトが閉鎖、リニューアル作業が行われることがツイートされました。
融解班なら(閉鎖されたサイトがどういった状況なのか?)はきになるところ。
当日その時刻に『ProjectCOLD』公式サイトを確認した融解班が目にしたのはこの一文、14文字のメッセージでした。
わたしは未来人に命を救われた
『Project:;COLD』
次のcaseが始まる前から考察材料が投下されたなら、融解班としては考察せざるをえない(ですよね?)
という事で、さっそく考察してみましょうか。
【考察開始】「誰」からのメッセージなのか
北澤千春(可能性:★★★★★)
Vket5の会場で体験できたイベントで。魂だけになっていた彼女のメッセージから謎解きを行うと、これが「case611」であることが判明。
彼女のメッセージの中には「私は生き返る。そして、真犯人を捕まえてみせる。」の一言がある。
case611の解決が彼女に「(誰に、かは分からないけど)命を救われた」と感じさせた可能性は高い。
「命を救われた=生き返った」ではないところがポイント。
Vket内の彼女のメッセージで、一人称が「私」であることが今回のサイトリニューアル画面の一人称「わたし」とは漢字とひらがなの違いはあるものの読みは一致するので、個人的にはメッセージを発信した可能性が非常に高い人物。
佐久間ヒカリ(可能性:★★★)
銀の弾丸を打ち込んだあとのTwitterの反応。「何か忘れているような」や「いったい何が起きていたのか ”今の私には” わかりませんが……」発言。
もっと踏み込んで読み込めば他のみやまんメンバーも同じようなtweetをしているため、本当に記憶が戻ったなら「わたし ”たち” 」と表記するはずなので、候補から除外することもできる。
ただし、みやまんメンバーの中で彼女だけは前述したレジスタンスのリーダーと血縁なり親類なり何らかの繋がりがあり、彼女の性格から他のみやまんメンバーと歩調をあわせるために「本当は記憶が戻っているけど思い出せない」と、あえてウソの発言(tweet)をした可能性も否定できない。
佐久間智弘(可能性:★★★★)
case613において、みやまんチャンネルの動画「全ての謎が解けた」の中で存在が明らかになった人物。
レジスタンスのリーダーで同じ苗字であることから、佐久間ヒカリの血筋らしい。
動画の中では「作戦は失敗したが同盟リーダーの血統を守ることに成功した」とあるので、銀の弾丸が撃ち込まれたことによって「血統を守る=生き残った」と捉えるなら「命を救われた」と融解班に対してメッセージを送った可能性がある。
【すべての謎が解けた】(みやまんチャンネル)
○山科修吾(可能性:★★)
case613の改変前に星野理也に殺害された人物。銀の弾丸後の時間軸では生存し、それまでの行動の結果として逮捕された。生存しているので、改変前・改変後の記憶が両方あるなら一応。
ただし記憶があると仮定したら、彼が特別な能力を持っていない限り登場人物全員に記憶が残ってしまうことになるため、あのメッセージの発信主の可能性は非常に低い。
※ほかの融解班メンバーの考察をもとにしています
イオリまたはハズキ(可能性:★)
公式サイトのメッセージは、先日(総監督)が発信した「次のcase」であるとはどこにも名言されていない。
case635の物語の前に、「イオリとハヅキが探偵のようなことをするきっかけになった出来事」の物語を公式がコンテンツとして用意している可能性も、無くはない。
よって「わたし(イオリたち)は(2021年のさらに先の)未来人に命を救われた」と、いささか強引に行間を妄想することも可能。
しかしそれでは考察系コンテンツとして融解班が関わるのが難しそうなので、メッセージが山科修吾だった場合よりも更に可能性は低い。
高市晴美(★★☆)
イオリとハヅキも「わたし」になりえる~~という未来のメッセージであることを考慮したなら、過去のメッセージも考慮する必要がある。
儀式に参加したミステリーサークルのメンバー……は、ほぼ全員が死亡してるので生き返っていたとしても関われるとっかかりがほとんどないのでここでは除外。
1987年当時のメンバーのうち唯一残っていて、みやまんメンバーの綾城奈々乃とも接触のある彼女から物語が始まるとしても違和感はない(多分)。
【綾城奈々乃と会った後に思い出したことがあり、1987年に海外留学をしたのは未来人が関与していたかもしれないと考えるようになった。だから】「わたしは未来時に命を救われた」と。
銀の弾丸を使用すると関係者の運命が変化したまま固定化されるというイオリとハヅキの説明もあった。高市晴美はcase613の関係者であると解釈する。ならば、こう解釈もできそうだ。
【銀の弾丸を使用した後の世界の高市晴美は未来人に助けられた過去ことになっていて、彼女もそのことを自覚している。】だから「わたしは未来時に命を救われた」というメッセージを発したのだと。
可能性としてはcase613の登場人物の重要度を考えると「山科修吾以上で、佐久間ヒカリ以下」程度といったところだろう。
○shiranoneiko(可能性:★★★★★★)
みやまんチャンネル【すべての謎が解けた】動画に隠されていた謎解きを解いて判明したアカウント。
アカウント唯一tweetされた日時より、イオリたちが銀の弾丸を使用したタイミングで存在したと推測される。
よって「未来人=イオリたち」、「命を救われた=Twitter上で存在が明らかになった」と解釈すれば「わたしは未来人に命を救われた」のメッセージともつじつまが合う。
※メッセージの考察でネット検索していたときに見かけて、腑に落ちて好きだった考察を独自に発展させてみました
○他にはSNS上で「shiranoneiko」のアナグラム「hikari one son」を突き止めた融解班の方がいて、そのアナグラムにも納得。
そこから自分で発展させるならば、「hikari one son」=「(shiranoneikoは佐久間)ヒカリの一人息子」とかどうだろう。
銀の弾丸を使用したことによって、2021年にはまだ存在していないヒカリの子供が2021年のTwitterに「誤爆」してしまった展開は「面白い!」と思ってしまう。
そこから発展というか妄想というか無茶な理論を振りかざすなら、「shiranoneikoは佐久間智弘」というのもまだ次のcaseが明らかになってないからこそ(関係者以外は否定しにくいから)面白い。
ProjectCOLDワールドには100年後の未来からtweetするイオリという存在があるし、なにより【すべての謎が解けた】動画では「血筋」「血統」というみたいな表現はあっても、「智弘がヒカリの息子 ”ではない” 」とは確定していない~~というこじつけは少し苦しいか。
【考察終了】その他
「あのメッセージは誰が発信したものなのか」問題を考察していく中で出てきた疑問を少しだけ。
case635かもしれないし違うかもしれない次の物語については、case613の進行中おこなわれたインタビューで(総監督)が答えていた「物語をダイジェスト化せずに、2ヶ月の物語を2ヶ月かけて見る」形式が次のcaseでも採用されるかは、まだ明言されていない。
『Project:;COLD』総監督を直撃ーー反響を呼ぶ“SNSミステリー”はどのように作られ、どこへ向かうのか(リアルサウンドテック)
なぜならば、ProjectCOLDcase613で(総監督)の目的のひとつが「(まだ誰もやっていない)ARG上で物語を展開する」なので、目的が達せられればリアルタイムにはそれほどこだわってはいないんじゃないか~~という妄想。
企画経緯②:まだ誰もやっていない場所で物語を展開したい(電ファミニコゲーマー > SNS×ミステリー『Project:;COLD』の裏側 > 『ドラクエ』堀井雄二から受け継いだゲームデザイナーの血筋と物語体験 ― 同時に1万人が参加したミステリーARG『Project:;COLD』の舞台裏)
ただしcase613およびcase611を運営して(総監督)および関係者各位が「ARGで物語を展開するのは前作のように2ヶ月の物語を2ヶ月かけて見る形式が良い」と判断していれば、613と同じたてつけで635が始まる可能性はあるわけで、このブロックでの考察および妄想がたんなる戯言でしかなくなる可能性はあるけど。
以上、サイトリニューアルに伴って公式から提示されたたった1文・14文字のメッセージと、それを見た融解班のネットでの考察から、融解班であるこのブログの中の人が独断と偏見で導き出した考察と言うか妄想になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
ここまでの考察、信じるか信じないかは貴方次第です!