MMDVR メタバース

自前のアバターでQuest2用MMD動画作ってみた(後編)

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 そんなこんな(★)で自作アバターでひとまずは「(メインは個人で楽しむ)YouTube用のMMD動画」を完成させた、このブログの中の人。

(★)そんなこんな(通常のMMD動画の作成)の記録はこちら(↓)

 【自前のアバターでQuest2用MMD動画作ってみた(前編)】

 MMDを作り始めた当初から「Quest2で自作のVR動画を鑑賞する」でした。

 きっかけは「このマクロを使うとMMDを簡単にVR180化できますよ」という記事。

 【MMD VR180作成マクロ v1.82】おいも 様

 制作当初は「必要なツールというかプラグインがインストールされていなかった」ので、マクロでVR180化はできなかったのですが、MMD界隈の先人たちがネット上に残してくれた情報や各種ツールで、なんとか目標を達成することができました。

 という事で、このページは「手作業でMMDのVR180までした」自分用の作業手順の忘備録となっています。
 ※MMDの制作とやりかたが重複しているので番号も一部同じものを使用しています

VR180MMDの作りかた(2022年2月バージョン)

(0)素材の準備

用意したもの

(A)VRoidStudioで自作した拡張子が「vrm」のVRoidアバター(VRoidHub)

借りたもの

(B)【楽曲「シニカルナイトプラン」 】Ayase 様

(C)【振付】わに 様

(D)【モーション】リングイネ 様

(F)【ステージ】@Ai 様

 ※VR180動画は「カメラを動かさない」ことは決めていたのでカメラのデータは使っていません

(※)困ったときに頼った場所
 【VPVP wiki MMDのはじめかた】

(1)VRoidのアバターをMMDで使えるように変換する

 必要なツール

(G)【Vroid2Pmx ver1.00】miu 様

(N)【PmxEditor_0257】極北P 様

(O)【Height158_1000】que5656 様
 ※モデルの身長を計測・変更できるプラグイン

(P)【PmxTailor ver1.00】miu 様
 ※(N)(P)を使用して見た目の変形や揺れものの確認をする

(1-1)(G)を使って、(A)の「拡張子がvrmのデータ」を読み込ませて「拡張子がpmxのデータ」に変換する……(i)
(1-2)(N)のプラグイン(O)を使って、アバターの身長を変更する
(1-3)(N)(P)を使って(i)でできたアバターに髪や服などに物理データを与える(髪や服を揺らせる)……(Q)
※身長の変更や物理などを入れた時に参考にしたサイト。別のページには「VRoid上で気を付けていること」の記事なども
 【VRoid→MMDでわたしがやっていること】湊リオ 様

(2b)MMD上での作業

 ※途中までは2DのMMDを作成するのと手順が同じ

 必要なツール

(H)【1.4 MikuMikuDance(64bitOS Ver)】VPVP:樋口優 様

(R)【MikuMikuEffect x64 ver0.37】舞力介入P 様
 ※MMD拡張ツール。これが導入されていないと(N)が使えない

(S)【EquirectangularX(V1.1) for MMD】ほうりき 様 ※カメラ用ボーン

(T)【EquirectangularX用補助ファイル】ほうりき 様 ※名前の通り

(2b-1)(H)の中に(1-3)で作成した(Q)を読み込ませる
(2b-2)借り物の(D)(F)を読み込ませる
 ※カメラは動かさないので2D時に使用した(E)は読み込まない
 ※音源(B)は終盤に合成するので、このタイミングでは読み込ませない
(2b-3)aviファイルに出力する前に、ここまで作業した段階のものをpmmファイルとして保存する
(2b-x)以下、参考ページを見ながら作業して、「音声なし」で10面分のaviファイルを出力する……(U)

手作業でのVR180化で参考にしたページ
(※)【MMD VR動画(180度)の作り方】ちりつもブログ(ちりつも 様)

(3b)AviUtl上での作業

 ※上記ページを見ながら作業

(3b-1)(U)で出力した音声なしの10面分のaviファイルと(B)の音声ファイルを、AviUtl上で合成して「aviファイル」を作成する……(v)
※合成の手順は「左5面」→「右5面」→「左と右と音声」の3回
(3b-2)(v)をプラグイン出力の「拡張x264出力(GUI)Ex」を使って「mp4ファイル」として出力する

  ↓

 動画部分は完成

(4b)できたVR180MMD動画の確認

必要なツール

(W)【DeoVR Video Player】
 ※無料で利用できるVRプレイヤー。日本語化されていないが、簡単な英語なので動画を確認するだけならこれで十分
 ※リンク先はsteam版

(4b-1)(v)をQuest2にコピーする
(4b-2)VR環境で(v)を鑑賞する
 ※あとは修正とチェックの繰り返し

  ↓

 納得がいくものができたら動画データの完成(x)

(5b)動画データをYouTubeで見える形式にする

必要なツール

(Y)【VR180 Creator】※VR180動画をYoutubeに公開するためのデータを付加する
※ただしGoogleのページがなくなっているので上記リンク先(tweet:カニル 様)から直接ダウンロードする。

 VR180 Creatorの使い方

 【MMD講座】自動化ツールを使おう!MMD VR動画のつくり方 蒼真アヤのMMD制作室(蒼真アヤ 様)

(5b-1)(x)(Y)で読み込んでYouTube形式のデータにする……(z)
(5b-2)(z)をYouTubeにアップロードする
 ※アップロードした動画をYouTube側がVR180と確認するのに多少時間を要する

  ↓

 自作したVR180MMDがYouTubeVRで視聴できる[終]
 ※出来上がった動画が↓

  【4K VR180】シニカルナイトプラン【VRoid MMD】

 制作期間:およそ1週間~10日程度
 ※2DのMMDが完成してから、動画をYouTubeにアップロードするまで。必要なツールの検索やネットで使い方を調べた時間も含む

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