バーチャル美少女ねむサンの著書「メタバース進化論」の中にあるアイデンティティのコスプレの3要素「名前」と「アバター」と「声」。
「名前」「アバター」はメタバースアピールしてるプラットフォームはどこでもできてる印象だけど、「声」は今迄必要とされてなかったから、これまではどこもやっていないに等しい。
ただし、3月末にNTTがメタバースに名乗りを上げたことで、アーリーアダプター向け、といいうかオタク層向けに舵を切ってくれたらねむサンがいってる3要素を満たしてくれそうな予感というか期待を感じましたよ。
【NTTが「NTT XR」立ち上げ、グループ各社のXRサービス・ソリューション集約し提供】(MoguraVR)
「電話から聞こえてくる声は本人のものじゃない」というのは前に聞いたことがあって、それならその技術で自分のものじゃない声をほぼリアルタイムに変換できるシステムも作れるんじゃね?
【徹底究明! 「携帯電話の声は、本人の声ではない」説は本当?【前編】 ~人の声が届くしくみ~】(TIME&SPACE)
【徹底究明! 「携帯電話の声は、本人の声ではない」説は本当なのか?【後編】 ~電話での通話のしくみ~】(TIME&SPACE)
携帯電話の中でできる、「本人の声じゃないけど本人の声に聞こえる技術」から、「43億の声の中から自分が望む声を取り出す技術」が作れるんじゃないかなーと。
それか、「お客が自分で選んだ声で変換して発生できる権利を1パターン数万円で販売」とかしたら、商売になるんじゃないの。
いわゆるバ美声とか両声類ってたいていは「男性が女性の声になる」技術というかスキルだけど、電話の声なら「女性が男性声を使える」需要もあるから、単純にバ美声や両声類の2倍の需要がありますよね?
そういう妄想もあって、今回NTTの発表を聞いて(自分の望むバ美声が使えるメタバースプラットフォームが出来るかもしれん!)とわずかにテンションあがっちゃってるんですよねえ。
声を自由に変換出来て、NTTのプラットフォームでVRMアバターが持ち込み制限なしで使えるなら、割と本気でNTTメタバースの移住も考えちゃうかもなあ。