Twitterのタイムラインに流れてきたレビューをみて体験版をプレイしてみた『十三機兵防衛圏』、気に入ったので製品版をアップロード購入しました。
ゲームスタート直後に戦闘パートが始まって、しかもロボット操作して拠点を防衛。ザコ敵はプチプチをつぶすように味方の範囲攻撃で一層して、ちょっとHPが多い敵や大型の敵には強力な攻撃でHPを削っていく。難易度そこそこのシミュレーションゲームでちょっと頭使った(かのようにプレイヤーが錯覚できる)ぐらいの緊張感が「久しぶりにゲームっぽいゲームプレイしたな!」と満足できる戦闘パート。
一方でロボットを操作する主人公たちが全員謎ありまくりで、2~3人ぐらいまとめて語られるプロローグがどれも濃い語り口だから、どういう状況なのか整理が追い付かない! アドベンチャーパートも戦闘パートに劣らず、のっけからクライマックスで上質な映画の予告編見ているかのよう。スケールが大きくて、でもワクワクするのでこの物語の行く末を見届けたくてたまらなくなってます。
ここの中の人は基本的に「ゲームは戦闘! ドンパチやらせろ!」系でアドベンチャーパート多めのゲームは割と敬遠しているのだけど、このゲームはキャラクターが謎ありまくりで引き込まれ、しかもアドベンチャーパート1つ1つが短時間で区切られてるから、テキスト読んでる時間が長くてやる気が下がることも無さそう(ここ大事)。
戦闘パートは難易度選択が可能で、今どきのゲームらしく難易度変えてもご褒美が変わることもないようなので、本編では3段階ある難易度の真ん中で進めていく予定。戦い方に応じてもらえるスコアでの成長要素もロボットを強化したり登場キャラクターを育てたり防衛拠点の機能を拡張したりと多岐にわたっているので、好みのキャラやロボットを重点的に成長させることもできそう。
「いきなりクライマックス」「ロボット」「俺つええ!」「時を超えて戦う」「テキスト短くて眠くならない」「コツコツ育成」こういった個人的にツボなポイントで、あれもこれも頑張った欲張りなゲームが令和の時代に登場したことを感謝しつつ、この世界を堪能してみよう。